重宝するネックストラップとは結局どんな?

ネックストラップ、流行りだしたときは上司の女性がとてもきれいなビーズで作ったものを身につけていました。さすがおしゃれな人は違うなと思いましたが、ある日、その人はそれを使うのをやめてしまいました。「どうしてですか?」とお聞きしたら「あれは見た目はきれいだけれど、そろばん型のビーズだったからあちこちひっかかるし、肌の露出が多い服を着ると直接皮膚に当たって痛かったの。」とのことでした。


でも私はきれいなネックストラップに憧れがあったので、プライベートで携帯電話を収納できる、ビーズネックストラップを使い始めました。ところが、携帯電話に傷がついてしまいました。袋部分の中身は内袋があったので、ソフトでしたが、外側はやはりそろばん型ビーズがあり、使っているうちにそこが携帯電話と接することがあって、傷がついてしまったのです。そろばん型というのは、ビーズの輝きをきれいに見せるには効果的な形なので、アクセサリー感覚で作られたものには大抵、入っているようです。私の知り合いは、社員証だけでなくペンを引っかけて持ち歩けるネックストラップを持っていました。最初はいつでもペンをさっと取りだせるので、便利だったそうですが、動いているうちにペンの引っかけ部分が外れて落ちてしまうことがちょくちょくだったそうです。社員食堂でトレイに食べ物を乗せているときにペンが汁ものの中で泳いでしまったり、トイレの中にペンを落としてしまったり、結局煩わしくなって、彼女はそれを使うのをやめてしまいました。きれいだったり機能性があったりするネックストラップはその反面、気を遣わなくてはいけないことが多くかえって面倒くさいです。社員証でも携帯電話でも、ネックストラップの機能は、これという一つのものを持ち歩くということでいいのだと思います。あれもこれも足そうとするからややこしいのです。


そして、きれいである必要はありません。アクセサリーはアクセサリーなのです。ネックストラップは基本的に毎日同じなのに、着る服は毎日違うので、その日の装いに合わせることができません。どんなにきれいでも服装とちぐはぐでは仕方ありません。ネックストラップはシンプルで目立たず、アクセサリーはそれとは別に用いるのが良いのだと思います。もしもおしゃれで素敵で丈夫で、手持ちのどんな服にも合うヒモがあれば、それでネックストラップを作るのもいいですが、毎日使っているとけっこう擦り切れるものなので、結論的には丈夫なヒモが一番です。